講師プロフィール

菅井 敏郎先生
東京都中央区開業 / 東京科学大学 歯学部附属病院 インプラント外来 臨床教授
コース概要
オッセオインテグレーションに関して基礎的研究が進み、これまで分からなかったことが解明されています。 「チタンインプラントの高機能化を目指した表面改質」による強固なオッセオインテグレーションの獲得が研究されています。強固なオッセオインテグレーションにより成功率が高まり、「ショートインプラント」の適用が広まり、負担の大きい骨移植を避けられる症例が増えます。 患者さんの負担を軽減する「低侵襲インプラント治療」をより安全に行なうためには、CTシミュレーションとガイデッドサージェリーが必須であり、CT機器、シミュレーションソフト、CAD/CAM、ガイデッドサージェリーの進歩と精度向上が安全なインプラント治療のために大きく貢献しています。 骨造成しなければインプラント治療ができない症例に対し、欧米ではすでにrhPDGFやrhBMPといった「成長因子」が製品化され使用されています。 インプラント治療は常に進化しており、正しいと考えられていたことが正しくなかったり、常識と考えられてきたことが非常識になっているかも知れません。インプラントを行なっている先生は勿論、行なわない先生も、時代遅れにならないために是非知っておいていただきたい最新のインプラント治療をご紹介いたします。
1.インプラントに関する最新研究:チタンインプラントの高機能化を目指した表面改質
・チタン表面へのHA薄膜付与はオッセオインテグレーションに効果があるのか
・チタンインプラントは老化するのか
・老化したチタンは若返らせられるのか
・紫外線照射によって本当に骨接触率を格段に高められるのか
・強固なオッセオインテグレーションを得ることができれば、臨床上どのように役立つのか
2.低侵襲インプラント治療
・「グラフトレスソルーション」
-骨移植をどのように避けるのか
-骨移植を避けることのできる症例と避けられない症例とは?
・「ショートインプラント」
-インプラントは短くて良いのか
-ショートインプラントの上手な使い方
・「傾斜埋入」
-どこまで傾斜させて良いのか
-傾斜埋入時におさえておくべき解剖
-動脈と静脈叢に気を付けよう!
・「口腔機能の早期回復」
-即時荷重を安全に行なうための正しい判断基準
-失敗してから待てば良かったでは遅すぎる!
・埋入本数の減少化
-少ない本数で大丈夫か
-「All-on-4」は本当に4本で安全か
-生体力学的構造との関係は?
3.ガイデッドサージェリー
・CT装置、シミュレーションソフト、CAD/CAM、ガイデッドサージェリーの進化
・シミュレーションソフトで計画した位置へのインプラント埋入
・ガイデッドサージェリーの落とし穴
-ガイデッドサージェリーの利点・欠点
-ガイデッドサージェリーでの失敗を防ぐためのポイント
4.再生医療の応用
・rhDGF、rhBMPなど製品化されている成長因子
・今後の展望
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