講師プロフィール

和田 淳一郎先生
東京科学大学生体補綴歯科学分野
コース概要
全顎的な補綴設計時や矯正治療に際して、どのように顎位を誘導・設定すべきか、長期的にその咬合高径はどうなるのか、顎関節にトラブルを抱えた患者さんにはどのように対応したら良いのか、迷うことも多いのではないでしょうか。 和田淳一郎先生から、私達が一般臨床の中で咬合挙上をどこまで扱えるのか、咬合再構成に必要な知識、臨床手技を体系的にお話いただきます。 『咬合』をとりまく「エビデンス」と「いわゆる咬合治療コンセプト」との間で生じがちな迷いや疑問を整理し、本質的な理解を深めたい先生方のご参加をお待ちしております。 咬合に強い先生にも、そうでない先生にも、有益な場となるはずです。
プロローグ
・“咬合挙上” する? しない?
・咬合挙上とは?
・咬合高径は下顎の『垂直的な』位置か?
・下顎は剛体か?
1.重要な下顎位の定義を理解しよう
・咬頭嵌合位
・中心位
・中心咬合位
・顆頭安定位
・筋肉位
2.咬合高径の評価法を復習する
・下顎安静位
・発音時
・顔貌計測
・エックス線写真
・補綴空隙の確保
・患者の感覚(快適性)
3.患者への診察・検査と3つの臨床手技
・咬合挙上前のチェック項目
・咬合挙上を安全に行うためには
―レビュー文献から
・咬合挙上の概要
4.中心位を基準とした咬合挙上
・「下顎頭=回転中心」の意味するところ
・ポイントを論文から考察する
・咬合挙上の実際
5.タッピングポイントを基準とした咬合挙上
・関連する下顎位
・オクルーザルスプリントを用いる目的
・術式と実際
6.咬頭嵌合位を基準とした咬合挙上
・概要と実際
・禁忌症
7.咬合平面の修正は必須か?
・修正の要否の検討
―判断基準とチェックポイント
・設定方法
8.3つの咬合挙上法
・臨床応用時の注意点
・「患者の主観的」低位咬合や全身症状への対応
・咬合挙上の臨床実感と限界
お問い合わせ
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