講演会
受付終了

ファイルを持つ前に勝負が決まる
-やっぱりエンドは基本が大切-

講師
和達 礼子田中 利典
開催日
2019年2月3日(日)10:00〜16:30
会場竹橋学術総合センター内 一橋講堂

講師プロフィール

和達 礼子

和達 礼子先生

東京都新宿区開業

田中 利典

田中 利典先生

東京都杉並区 川勝歯科医院

コース概要

 みなさんの思いつくエンドの基本とは何ですか? 洗浄?拡大?緊密な根充? “一生懸命”根管治療に取り組んでいるのに症状がよくならない、瘻孔が消えない、穿通しない…、術後疼痛は仕方ない… 実はこの“一生懸命”が危険なのです。基本に忠実に、と思うあまりファイルを持つ時間が長くなっていませんか。根管拡大の回数が増えていませんか。  治療を開始する前に、その歯は多くの情報を与えてくれます。それをどれだけ読み取るかで、ストレスなく治療を進められるかが、予後が、変わります。  本当の基本は、ファイルを持つ前にあります。演者は言います。「髄腔開拡を、根管口明示を制する者は、根管治療を制する」と。 今まで誰も教えてくれなかったエンドの基本がここにあります。自分は手順通りにやっているのになぜか期待通りの予後が得られない先生、エンドに関してはすでに充分お解りの先生、「何が基本なのか」を正しく見直すことができる講演会です。 エンド治療の確度と成功率が変わります。

【講演項目】 1.なぜ我々は根管治療に苦慮するのか ・根管の中だけ見ていては、歯は保存できない ・歯の保存、口腔健康に寄与するためにすべきこと 2.治療前のコンセプト ・着手前の難易度判定 ・根管治療の痛みはなぜ起こる ・痛みが出たらどうするか 3.根管治療のゴール ・大学の授業で教わらないところ ・「穿通しないんですけど、どうしたらいいですか?」 ・着手前に勝負が決まる ・その歯は保存できますか? ・根管治療その前に ・その歯に再治療が必要になった理由を考える 4.検査、診断 ・誤った診断による処置は決して成功しない ・難易度、問題点、治療回数を術前に予想する  -上顎洞  -残存歯質の量  -根の吸収や添加 ・CTとデンタルの違い ・瘻孔をみたら ・誤診しやすい症例 ・術前のX線写真は、宝探しの地図 ・「根管治療は難しくかつ大切な治療である」ことを知ってもらう ・穿通させる前にやること ・ファイルを根管内に入れる前にやること ・再根管治療をするか? ・やらない方が良い再根管治療 5.根管の解剖学 ・4根管、樋状根管のイメージトレーニング ・注意が必要な歯の解剖学的形態 ・下顎前歯・小臼歯の2根管性 ・ランドマークがないとき 6.ラバーダム ・もっと簡単にできますよラバーダム(動画)  -隔壁  -クランプの数  -その他のバリエーション 7.髄腔開拡 ・根治が早くなりたいなら、髄腔開拡と根管口明示に時間をかけろ 8.充填 ・「根尖病変が治ること」と「歯が残ること」 ・「エックス線的完璧な根充」と「歯根破折」 ・わたしが考える根管充填で大切なポイント  -一般的な道具、材料でできる  -充填剤の種類  -方法  -混戦部の封鎖性  -コロナルリーケージ 9.洗浄 ・わたしが考える根管洗浄の目的(動画) ・NaClOの泡 ・根管閉塞 10.仮封 ・「仮封をおろそかにした」実例(動画) ・ポストタイプのテックは漏洩する ・水硬性セメントを使用する際の注意点 ・綿花のはみ出し 11.治療後の痛み ・痛みのマネージメント ・感染のマネージメントと痛みのマネージメント ・術後疼痛を抑える具体策 ・術後疼痛が起きてしまったらどうするか? 12.急患が来たらどうするか? ・まず考えること ・アポイントを乱さないためのマネージメント 13.根管充填の後に大切なこと 14.わたしのおすすめのツール

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