講演会
受付終了

「おいしい」を支える歯科のプライド
― 嚥下のための義歯とケア ―

講師
古屋 純一
開催日
2018年7月22日(日)10:00〜16:30
会場東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂(旧事務棟4階特別講堂)

講師プロフィール

古屋 純一

古屋 純一教授

東京科学大学地域・福祉口腔機能管理学分野

コース概要

 患者さんが「おいしい」と言ってくれる義歯を入れる。その患者さんが寝たきりになった時、「おいしい」と言ってくれるケアをする。  超高齢社会となった日本は、歯科医院に通院できる元気な患者さんは減り、自宅や施設で介護が必要な状態の患者さんが増加しています。「訪問診療で、目の前の患者さんに何をすれば良いのかわからない」「ずっと通院してくれていた患者さんが脳梗塞で通えなくなった。訪問診療をしたいけど何から始めれば良いかわからない」とおっしゃる先生のための講演会です。  古屋教先生は有床義歯と摂食嚥下、両分野の専門家です。これからの歯科医療に必要不可欠な訪問診療における義歯と嚥下、現場で本当に必要とされている口腔ケアについてお話しいただきます。  「訪問での義歯製作ってどうすればいいの?」「嚥下障害のある患者さんの義歯は外したほうがいいの?」「多職種連携?誰とどういう風に連携すればいいの?」――この講演を聞けば、その答えが明らかになることでしょう。  歯科医療のパラダイムシフトに取り残されたくない方は、すぐに予定を確保してください。「おいしい」を「最期まで」支えるために必要な知識と技術、そして歯科のプライドの全てがここにあります。

【講演項目】 1.イントロダクション ・オーラルフレイルと口腔機能低下症の違い ・歯科医療のパラダイムシフト ・認知症患者への歯周病ルートと義歯ルート ・脳卒中患者への2つの支援 ・義歯?口腔ケア?嚥下リハ?-まず何から始めるか ・2つのストラテジー  -元気な時から -機能が低下したら 2.歯科の専門的口腔ケアって何だろう? ・何が専門的なのか  -イソジンガーグルとコンクールFとネオステリングリーン ・歯ブラシと保湿剤の使い分け ・看護師や言語聴覚士との連携のツボ ・歯科から多職種に必ず教えるべき義歯の知識 ・キレイにしてからが勝負 ・入院したら義歯がゆるい 3.「咀嚼のための義歯」と「嚥下のための義歯」 ・義歯を入れるとき外すとき ・義歯を入れたら嚥下が良くなる(動画) ・義歯を入れたら誤嚥が減った(動画) ・いい義歯を入れると食塊形成が良くなる(動画) ・粉砕とボーラスフォーメーションの違い ・元気なうちに良いデンチャー ・Palatal Augmentation Prosthesis 4.訪問での義歯調整のやり方 ・初日のゴール ・「総義歯24」 ・側方位の咬合調整法 ・不器用でも印象はできる ・「食べる」を観察しよう 5.「おいしく食べる」を支える ・たかが義歯、されど義歯 ・たかがケア、ならばリハ  -歯科医師が知っておくべきケアからリハへ移るタイミング  -歯科衛生士が持っておくべき義歯の知識  -歯科技工士が知っておくべき嚥下リハとデンチャーデザイン ・NST(栄養サポートチーム)と緩和ケアに歯科として参画する ・地域包括ケアシステムと「ティッシュコンディショニング」

過去の研修会アーカイブ

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