講演会
受付終了

視点を変えて、咬合を考えよう
-隠された盲点を、認識したい-

講師
内藤 正裕
開催日
2017年5月28日(日)10:00〜16:30
会場東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂(旧事務棟4階特別講堂)

講師プロフィール

内藤 正裕

内藤 正裕先生

東京都開業

コース概要

 内藤先生は昨年臨床家としての集大成ともいえる「内藤正裕の補綴臨床 オーバーロードと向き合う」を出版されました。  今回は、内藤先生の臨床の根幹である咬合を中心にお話しいただきます。 ・削る咬合調整 VS 足す咬合調整 ・ジルコニアやインプラント等、最新材料について ・限界運動路ばかり習ってきたが、実は咀嚼には中間運動が重要 ・強く咬合すると歯根膜だけでなく骨や歯も歪むので、咬合器では再現できない。その咬合をどう解釈するか。  お話しの内容のすべてが、私達が習ってきたことを超えています。  受講するだけで、「自分ももっと頑張ろう!」そんな気にさせてくれる講演会です。

【講演項目】  かつての咬合の主なテーマは、臼歯の咬合支持と、アンテリアガイダンスの二つであった。ところが、その原則を忠実に守った修復を作っても、歯根やセラミックが次々と破折した。犬歯は際限なく咬耗をし、顎位は変化をやめようとはしない。そして、関節の問題まで発生し、多くの臨床医は心を痛めている。そこに、インプラントという新しく、強力な手札が配られ、問題はより大きく混沌となってきた。それでも、相変わらず “咬合支持と、犬歯誘導“ を頼りに、ゲームを続けているというのが現状ではないか。一体、何を見過ごしたのだろうか。どこから後戻りをして、見直しをするべきなのだろうか。(講師 記) ① モノを中心とした機械的な咬合論の反省 ② インプラントの咬合が存在するのか ③ 生体の反応を学ぶ ④ 科学の認識と、原因論 ⑤ オーバーロードの発見、認識 ⑥ 仮説演繹法 ⑦ 歯牙や、セラミック破折の原因は ⑧ 咬合の3つの局面 ⑨ 臼歯の咬合接触が見えるのか ⑩ 誘導の観察 ⑪ 最後臼歯の観察 ⑫ Backward rotation ⑬ 犬歯誘導の本質 ⑭ 咬合調整とは ⑮ システムとして考える ⑯ オーバーロードによる現象 ⑰ インプラントと天然歯列の同調は ⑱ なぜ ”変化“ が起きるのか ⑲ 第三の局面とは ⑳ CR の再考  限られた時間で、概念と実際を全ては提示できないが、動的平衡の網に絡め取られた咬合という片目のジャックの、別の側面を覗くチャンスを作ってみたい。そして、若い先生方からの新しい系統仮説の提案を待ちたい。(同 記)

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