講演会
受付終了

総義歯のArt & Science 
-歴史から印象採得、無歯顎者のアンチエイジングまで-

講師
小林 賢一
開催日
2016年5月8日(日)10:00〜16:30
会場東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂(東京医科歯科大学歯学部旧事務棟4階特別講堂)

講師プロフィール

小林 賢一

小林 賢一先生

東京科学大学大学院高齢者歯科学分野講師

コース概要

 すぐれた総義歯臨床家であり、すぐれたレビュアーである小林先生による講演会です。  総義歯治療は、喪失した歯牙、歯槽骨、顎堤粘膜、全てを補う究極の歯科治療とされています。  往々にして技術優先的な治療とみなされがちで、その治療法は様々なものが普及しており、情報の取捨選択が困難な状況であるともいえます。膨大な論文と多くの臨床によって裏付けられた、エビデンスに基づいた講演をお聞きください。  システマティックな総義歯臨床は、明日からの臨床に必ず役立ちます。

【講演項目】 1.総義歯のドグマ ・義歯に適応できない患者の存在 ・患者のパーソナリティと精神心理学的要因 ・義歯を新製しても食生活の改善を認めない ・顎堤条件が悪い患者は治療が困難となる ・複雑な術式、簡単な術式で総義歯を製作しても患者満足度に差はない -フェイスボウトランスファーの有用性 ・全部床義歯印象時に個人トレーは必須か? -コンパウンドを用いた辺縁形成 ・総義歯にBalanced Occlusion は必要なのか? 2.合理的な下顎総義歯の印象採得 ・総義歯に必要な解剖学的根拠 ・既製トレーの選択と調整 ・アルジネート印象  -適切な機能運動(辺縁形成)が必須 ・初心者が失敗する原因とその対処法 ・総義歯印象法の歴史 ・個人トレーの必要性と辺縁形成 ・個人トレーの診査・調整 ・総義歯に対する各種印象法 -粘膜加圧印象(Pressure impression) -粘膜静止印象(Mucostatic impression) -選択加圧印象(Selective pressure impression) ・術者の技量と印象術式 ・プロフェッショナルとアマチュアの相違 ・印象材の変遷と合理的な下顎舌側の辺縁形成 ・個人トレーを使用しない印象法 3.総義歯とインプラントオーバーデンチャーの床縁形態は異なるのか? ・総義歯の床縁形態に影響を与える因子 ・下顎総義歯の普遍的形態 ・部分床義歯の床縁形態 ・インプラントオーバーデンチャーの床縁形態 4.無歯顎患者のアンチエイジング ・総義歯に対する患者のニーズとその意識の変化 ・義歯によるアンチエイジング ・患者の義歯に対するニーズ ・適切な咬合高径、リップサポートによるアンチエイジング ・口唇付近の解剖 ・無歯顎状態に伴う形態的変化 ・咬合高径の決定方法 ・リップサポート 5.難症例への対応 ・下顎骨吸収の分類 ・ACPの分類 ・総義歯の維持力 ・解剖学的難症例 ・軟組織の変位、変形とその対応 ・フラビーガムの対処法 ・機能的難症例としての舌後退位とその対処法 -舌後退位とその対処法 -催吐反射(Gag reflex)の原因とその対処法 -扁平苔癬の患者への対応

過去の研修会アーカイブ

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