講演会
受付終了

<small>-在宅歯科医療のあるべき姿を考えるⅥ-</small><br> 『歯科のための摂食・嚥下再入門』
-口から食べ続けるために知っておかなければいけないこと-

講師
戸原 玄
開催日
2014年3月30日(日)10:00〜16:30
会場東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂(東京医科歯科大学歯学部事務棟4階特別講堂)

講師プロフィール

戸原 玄

戸原 玄准教授

東京科学大学大学院高齢者歯科学分野

コース概要

 定期的なメインテナンスのために歯科医院に通っている患者さんも、やがて高齢化します。歯周病や義歯に特に問題がなくても、「食べられない」とか「飲み込めない」といった患者さんが、これからどんどん現れます・・・そうなったとき、どれだけの医療関係者が対応できるでしょうか・・・  今回は「摂食・嚥下障害」をもつ要介護高齢者に対する適切な対処法や、訪問歯科診療におけるチームアプローチの実際について、お話しいただきます。  講演中、嚥下内視鏡を用いてそのメカニズムをライブデモで見ていただきますので、『嚥下』に対する視覚的な理解と診断力が得られます。要介護高齢者との生活で、介護従事者や家族が最も必要とする「食の情報」を得る秘訣もお伝えします。  高齢社会となったわが国において、「お年寄りが安全に食事を摂れること」が介護従事者や家族にとってどれほど重要な意味をもつのか、はっきりと見えてくるはずです。要介護高齢者への摂食・嚥下機能の的確な評価ができる人材が求められている今、この分野のスペシャリストへの第一歩となる内容です。今回は問題となっている胃瘻についても考察します。

【講演項目】 1.摂食・嚥下障害と口腔ケアの考え方  ・摂食・嚥下の5期(メカニズム)を理解する  ・いまだに「肺炎は老人の友」なのか?       -私が経験した誤嚥性肺炎のデータから  ・確実な口腔ケアがもたらす福音の実際 2.摂食・嚥下障害―実際の評価法  ・介護職でもできる観察ポイント-むせる、発熱、痰が多い  ・ベッドサイドに立ってまず…  ・検査の前にまずは「見た目」   -ガリガリ、背中まるめ、目が覚めていない  ・誤嚥が疑われる場合の簡単なスクリーニング   -RSST、改訂水のみテスト、食物テスト、咳テスト、開口力 3.新しい訓練方法  ・かめれば飲める?  ・口をあく力が飲み込みに大事  ・簡単なトレーニング 4.動画で見る摂食・嚥下障害の精査と治療の実際  ・VE-嚥下内視鏡を使うとわかること(デモ)  ・嚥下内視鏡って痛い?危険?   -ほとぼりがさめるまで待つ、力ませない秘訣、うまい動かし方  ・うまくいった症例  ・うまくいかなかった症例 5.訪問歯科診療の現状と今後への展望  ・生活医学の視点で診察する   -生活を改善できるかどうかを見抜くには                        ・今後の展望のために私が不可欠だと思うもの  ・『コーディネーター』としての歯科医師の役割   -食べられるかどうかの判断  ・トランスディシプリナリー(役割変動型)チームアプローチ   -知識のシンクロが生み出すチームアプローチの実際 6.胃瘻について考える       ・現在40万人いるといわれる胃瘻患者へどう向き合うか  ・胃瘻だと食べられないのか?  ・胃瘻患者へのアプローチは単純な検査からでも

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