講師プロフィール

佐々木 啓一教授
東北大学大学院歯学研究科長・歯学部長

鈴木 満先生
外務省メンタルヘルス対策上席専門官 / 精神科医師
コース概要
2011.3.11東日本大震災発生。その瞬間、何を考え何をしましたか? あれから1年半以上経過しました。その期間で私たちに何ができたでしょう? 演者は、ご自身も被災者でありながら、直後から被災地で支援活動の中心的役割を果たしてきた歯科医師・精神科医です。当時の混乱、問題点、支援の現実、そして時間の経過とともにみえてきたこれからの課題など、生の現場をお話しいただきます。 首都直下型地震の危険性も喧伝されている今、私たち一人ひとりが医療人としてどう行動すれば良いか、備えることができます。
【講演項目】
1.その時、その現場で何がおきていたのか
・新幹線の中で被災 「きっと宮城県にきたな」
・まず頭に浮んだこと
-身元確認のチーム、口腔ケアのチーム、大学の被害
・支援者は隠れた被災者
・現場では何が起きているかわからなかった
・離れている人の方が情報を得られた
・当事者は「何をすると有効なのか」わからなかった
・コーディネーター不在とフォーマットの欠如
・ボランティアを本当に活かす
・緊急時でも揺るがなかった縦割り
-依頼、要請がないと動けない
・1か月以上たってからの歯科医療救護活動
2.私の、私たちの対応
・学会で、過去の経験で、学んでいた知識
・頭で思い描いていた身元確認者の数
・すぐにでも出したい口腔ケア
・東北大学の対応
・道具ない、いれものない、医療者-患者関係がない
・コミュニティ歯科医療という発想
・飲み水もない時の歯磨きの仕方
・口腔ケアと光重合器
・歯ブラシ支給における時間差とチェーンメール、伝言ゲーム
・支援物資リストにない歯ブラシ
・避難所・仮設住宅生活による廃用症候群
-単純な食生活と口腔環境
・急性期医療はほぼ不要
・メンタルケアと口腔ケアに共通するもの
3.全国の対応
・大学、歯科医師会、行政
・遺体関連業務 そのトラウマへの対応
・医科からみた歯科のアドバンテージ
・「やるぞ」予算措置のないなかでの動き
4.今後の提言 アピール
・厚労省の3万人調査から
・この国のリスクマネージメント
・災害歯科医療のトレーニング
・医療チームとしての戦略
・先取りケア、予測するケアの必要性
・今、行なわれているアンケート調査
・震災が私たちに与えてくれる医科・歯科への貢献とまちづくり
・震災の教訓を生かしたこれからの歯科医療のありかた
過去の研修会アーカイブ
この研修会は既に終了しています。過去の教育実績として、研修会内容の詳細をご覧いただけます。
※ 申込受付は終了しております
お問い合わせ
電話03-3814-9824
メールお問い合わせフォーム
