特別講演会
受付終了

震災時に歯科医師ができること すべきこと
-医療人として 人として-

講師
佐々木 啓一鈴木 満
開催日
2012年11月25日(日)10:00〜16:30
会場東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂(東京医科歯科大学歯学部事務棟4階特別講堂)

講師プロフィール

佐々木 啓一

佐々木 啓一教授

東北大学大学院歯学研究科長・歯学部長

鈴木 満

鈴木 満先生

外務省メンタルヘルス対策上席専門官 / 精神科医師

コース概要

 2011.3.11東日本大震災発生。その瞬間、何を考え何をしましたか?  あれから1年半以上経過しました。その期間で私たちに何ができたでしょう?  演者は、ご自身も被災者でありながら、直後から被災地で支援活動の中心的役割を果たしてきた歯科医師・精神科医です。当時の混乱、問題点、支援の現実、そして時間の経過とともにみえてきたこれからの課題など、生の現場をお話しいただきます。  首都直下型地震の危険性も喧伝されている今、私たち一人ひとりが医療人としてどう行動すれば良いか、備えることができます。

【講演項目】 1.その時、その現場で何がおきていたのか  ・新幹線の中で被災 「きっと宮城県にきたな」 ・まず頭に浮んだこと  -身元確認のチーム、口腔ケアのチーム、大学の被害 ・支援者は隠れた被災者 ・現場では何が起きているかわからなかった ・離れている人の方が情報を得られた ・当事者は「何をすると有効なのか」わからなかった ・コーディネーター不在とフォーマットの欠如 ・ボランティアを本当に活かす ・緊急時でも揺るがなかった縦割り  -依頼、要請がないと動けない ・1か月以上たってからの歯科医療救護活動 2.私の、私たちの対応 ・学会で、過去の経験で、学んでいた知識 ・頭で思い描いていた身元確認者の数  ・すぐにでも出したい口腔ケア ・東北大学の対応 ・道具ない、いれものない、医療者-患者関係がない ・コミュニティ歯科医療という発想 ・飲み水もない時の歯磨きの仕方 ・口腔ケアと光重合器 ・歯ブラシ支給における時間差とチェーンメール、伝言ゲーム ・支援物資リストにない歯ブラシ ・避難所・仮設住宅生活による廃用症候群  -単純な食生活と口腔環境 ・急性期医療はほぼ不要 ・メンタルケアと口腔ケアに共通するもの 3.全国の対応 ・大学、歯科医師会、行政 ・遺体関連業務 そのトラウマへの対応 ・医科からみた歯科のアドバンテージ ・「やるぞ」予算措置のないなかでの動き 4.今後の提言 アピール ・厚労省の3万人調査から ・この国のリスクマネージメント ・災害歯科医療のトレーニング ・医療チームとしての戦略 ・先取りケア、予測するケアの必要性 ・今、行なわれているアンケート調査 ・震災が私たちに与えてくれる医科・歯科への貢献とまちづくり ・震災の教訓を生かしたこれからの歯科医療のありかた

過去の研修会アーカイブ

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