講師プロフィール

菊谷 武先生
日本歯科大学大学院教授 / 日本歯科大学附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター長
コース概要
この分野のトップランナーであり続ける菊谷講師の語る内容は多岐にわたります。 「口腔ケアって実は危険なんです」「在宅歯科医療においての鍵は歯科衛生士です」「摂食嚥下リハビリテーションというと、どんな訓練が有効なのかと聞いてくるんですが、そんな訓練なんかよりずっと効率的で即効性がある手立てがありますよ」「タービン、エンジンは不必要だよね」「患者のステージを先取りする治療が大切です」・・・企画会議での言葉はどれも示唆に富むものばかり。 今回は、一般的な私達歯科医療従事者こそ理解が必要な「口腔ケアと摂食嚥下リハビリテーションの間をつなぐ所」に焦点を当てました。 各地で大好評の菊谷講師の一日講演会。いつもどおり随所に動画、デモがあり、現在進行形のことがらが大変わかりやすく語られます。この講演は医院のスタッフみなさんで受講されることをおすすめします。
【講演項目】
1.在宅歯科医療の3つの武器
・診療、リハ、ケア
・高齢者のステージを読む
-急性期、回復期、維持期、緩和期
・老年症候群を知る
-認知症、低栄養、嚥下障害、転倒、骨折、うつ、褥瘡
・老年病を知る
-パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症、脳卒中
・歯科衛生士と始める共働作業と地域との連携
-医療施設、介護施設、言語聴覚士、管理栄養士
・診療情報提供書
-患者の今後を読み解くための医科的知識
-対診先への請求法
・意外と知らない診療報酬請求
-摂食機能療法、在宅療養指導管理料
・在宅医療時代のインプラントのあり方
2.口腔機能評価
・本来の歯科医療のアウトカムを評価する方法
・栄養を評価するスクリーニング
-三人に一人は低栄養
-AEDより体重計・巻き尺が大切な理由
-口を診る前にふくらはぎを診る
・舌でわかるサルコペニア
-舌圧計の活用
3.口腔ケアを見直す
・こんなに危険な口腔ケア
-口腔ケア性誤嚥性肺炎
・「キレイにする=誤嚥性肺炎の予防」は正しいか?
・口腔管理の主役は歯科衛生士
・細菌数からわかる誤嚥性肺炎のリスク
-5秒で分かる細菌数検査キット(デモあり)
4.患者さんに合った食形態を知る
・「先生、この方、きざみ食でいいですか?」に答える
・患者さんを観察しよう
-顔を見る、声を聞く
・患者さんの食事場面を観察しよう
-食形態にあった口の動きとは何か
-咀嚼器官の「運動機能」
-舌の動き、口唇の動き
5.「リハビリ=機能訓練」の誤りをただす
・治療的アプローチと代償的アプローチ
・代償的アプローチの実際
-姿勢、食形態・内容、人
・評価なくしてリハビリなし
-RSSTとディアドコだけでは評価しきれないもの
(動画デモ)
6.「義歯をつくれば本当に噛めるようになるか」を見極める
・なんでも噛める義歯
・食形態アップのための義歯
・嚥下のための義歯
-舌摂食補助床の適応症と作製方法
・エンジェルケアのための義歯
・義歯不要と診断する場合
7.知っておきたい高齢者の緊急時対応
8.私の考える理想的な在宅医療
過去の研修会アーカイブ
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