講師プロフィール

松村 光明先生
東京科学大学歯科アレルギー外来臨床教授 / 東京都世田谷区開業

川本 善和先生
東京都板橋区開業
コース概要
歯科におけるメタルアレルギーに対しては「口腔内の歯科金属をすべて除去」するだけでは治療は完了せず、その後のアレルゲンフリー材料を用いた補綴・修復治療計画の立案・実施が不可欠です。 1980年代より歯科金属アレルギーの研究と臨床に従事され、多くの解説書も出版されている松村講師に、金属アレルギーの検査や診断、治療計画の立案、補綴治療について総論的にお話しいただきます。 「接着」をきちんと理解し実践できることがメタルフリー補綴治療の予後を左右することはいうまでもありません。様々なメタルフリー修復材料が登場し、新製品が一番良いのか、昔から使われているセメント材料でも良いのか・・・アップトゥーデートな知識が望まれます。オールセラミックスの材料や接着の研究をされ、現在はメタルフリー臨床を中心に診療されている川本講師にお話しいただきます。 金属アレルギーのみならず、メタルフリー修復についての多くの知識が得られる講演会です。
【講演項目】
松村講師 【金属アレルギーの臨床】
1.歯科治療でのアレルゲンとなり得るもの
・矯正、エンド、支台築造、欠損補綴、セメント、保存修復
2.私が経験した忘れられないアレルギー治療
・某教授に泣き付かれた症例から
3.開業医にとって知っているといないとでは大違い
・多価アレルギー
4.皮膚科のパッチテストは歯科のニーズを満たしているか?
・歯科アレルギー外来でのパッチテストの実際
5.金属アレルギーの診断に血液検査は必要か
・Dental Lymphocyte Stimulation Test
6.症状を悪化させないために
7.専門外来への紹介のタイミング
8.今、私が考える歯科アレルギー患者へのベストチョイス
9.最近のトピックスから
・インプラント
・有床義歯
川本講師【メタルフリーの臨床】
1.意外と知られていない接着に対する日常臨床の注意点
2.接着を知ると見えてくる合着の活かしどころ(ビデオあり)
・ステップを簡略化してもいい場合
・きちんと踏まなければならい場合
・合着のほうが望ましい場合
3.製品付属の形成模型のウソ
・私が考える理想的な窩洞
4.支台歯、修復物、セメントのバランスが予後を左右する
5.ファイバーポストのための窩洞はこう形成する
6.コスト的・心理的に有利なオールジルコニアクラウンの実際
- 本講演会では、メタルなどの歯科治療でアレルゲンとなり得るものについて学び、アレルゲンフリー材料を用いた補綴
- 修復治療 計画の立案
- 実施について学ぶことができます。
- 日々の臨床で、どのくらいメタルアレルギーの患者さんがいるのか?という疑問をお持ちの先生もいらっしゃると思います。皮膚科では、「歯科医師と一緒に治す皮膚科疾患」という特集があり、歯科よりもメタルアレルギーについて注目されていると感じたことがありました。
- これまでのメタルアレルギーに関する講演会では、アレルギーの検査や診断方法がメインでした。問診やパッチテストからメタルアレルギーとわかったとしても、生活歯にセラミックの形成を行う場合、マテリアルの厚みを確保するためにメタル修復よりも、形成量が多くなり、術後疼痛に悩まされることもあります。歯髄鎮静を期待すること考えると、酸化亜鉛ユージノールセメントの使用か?と思いますが、接着阻害が頭の中をよぎり、いったいどうすればよいのか悩ましいです。どうすれば破折を防げるのか?という疑問もあります。1980年代より歯科金属アレルギーの研究と臨床に従事され、多くの解説書も出版されている松村講師に、金属アレルギーの検査や診断、治療計画の立案、補綴治療について総論的にお話しいただきます。また、接着のウソホントについて、大学でオールセラミックスの材料や接着の研究をされた川本講師にお話いただきます。明日からの臨床に役立つ講演会です。
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