講演会
受付終了

現在(いま)、顎関節症はこう治す
-構造損傷モデルから疼痛症候群へ-

講師
原 節宏
開催日
2012年5月13日(日)10:00〜16:30
会場東京医科歯科大学M&Dタワー2階大講堂

講師プロフィール

原 節宏

原 節宏准教授

日本歯科大学病院顎関節症診療センター長

コース概要

 治療をするにあたって積極的に咬合関係を修復する手法も、以前は有効とされていました。  今では、咬合を触らなければならないケースはずっと少なくなっています。  日本歯科大学顎関節症診療センターで毎日たくさんの顎関節患者を診ている原先生に、顎関節の新しい診断基準と身体症状のとらえ方・接し方をお話しいただきます。診断が昔とどう変わったのか。咬合を触った結果何が起こったのか実例を挙げて説明します。  「疼痛はどこで起こっているのか 骨?関節円板?靭帯?それ以外? 顎が痛いってどこが痛いのでしょう」  「疼痛はどんな変化が起こっているために痛くなっているのでしょうか」  この2つの質問は似ているようで、全く異なる考え方から出たものなのです。以前は何が悪くて痛んでいたのか、が問題とされていました。しかし今は疼痛に視点を当てて治療を進める手法もあります。  顎関節症をどう理解しどう治してゆけばよいのか、エビデンスに基づいたお話が出てきます。さらに最新の、即時的効果と安全性の高い“筋膜トリガーポイントマッサージ”をご紹介します。あなたも講演会当日、この治療法をご自身で体感してください。

【講演項目】 1.顎関節症の再検討 ・海外の整形外科領域の腰痛ガイドラインから学ぶ -損傷モデルからの脱却 -炎症モデル、虚血モデル -関節円板の偏位・変形 ・咬合面のオバーコンペンゼイションの功罪 ・顎偏位をもたらす咬合が原因となる場合 ・ブラキシズムとの関わり合い ・侵襲の程度による治療分類 2.欧米の口腔顔面痛治療で注目されている『筋膜痛』 ・末梢から?中枢から?疼痛発生メカニズム ・誤訳が生んだ混乱-「筋」の痛みか「筋膜」の痛みか ・『膜組織』の理解と『関節包の痛み』へのアプローチ ・筋膜痛に対するペインリハビリテーション ・顎関節部に疼痛を生じる全身疾患との鑑別 -治る身体症状、治らない身体症状 3.さまざまな非侵襲的治療法を評価する ・ストレッチング ・開口訓練 ・マニピュレーション ・電気的刺激治療 ・徒手的理学療法 ・行動療法 ・精神医学的なカウンセリング ・バイオフィードバック ・筋膜痛に鎮痛剤・抗炎症剤がきくのか ・即時的効果と安全性の高い筋膜トリガーポイントマッサージ(動画) 4.当センターで行なっている顎関節治療の全て ・セルフケア、ホームケアの実際(動画) ・オフィスケアの実際(動画) ・効果的なストレッチングと自己マッサージ療法(デモ)

過去の研修会アーカイブ

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